玄米穀物生活

【6】体にやさしい調味料〈味噌汁で血液サラサラ〉


味噌汁で血液サラサラ


ここからはマクロビオティックの基本となる調味料の中から味噌・醤油・塩・砂糖について紹介します。自然志向や減塩は一般的になりつつありますが、マクロビオティックではちょっと違った見解になります。

【味 噌】
発酵食品である味噌は血液をさらさらにする効果があります。これまでにも雑誌やテレビでもさんざん特集が組まれて、今や常識になっているほど。でも、味噌の質まで考えたことがありますか? 発酵にはおのずと時間が必要です。一年、もしくは二年、理想的には三年以上発酵させたものの方がより体に良いのです。でも、スーパーなどの味噌の中には、発酵を促進させる薬品を使って短時間で発酵させた「味噌もどき」のものが堂々と味噌として売られています。それらは、健康になるどころか、かえって体を害することもある。これからは表記されている原料としっかりチェックしなければいけませんね。味噌の原料となるのは、まずは大豆、それから麹になる米や麦、そして塩です。これ以外の原料が使われているものは要注意。

マクロビオティック的に毎日食べるのに理想的といわれているのは麹に麦を使った「麦味噌」。中庸を理想とするマクロビオティックでは、八丁味噌のような塩っぱいものほど陽性、白味噌のように甘いものほど陰性になります。そして、その中間にあたるのが麦味噌、それよりちょっと陰性よりなのは玄米味噌(手に入り難いので米味噌でもいい)になります。だから毎日食べるのに適しているのが麦味噌か玄米味噌(米味噌)。毎日でなければ、たまには他の味噌でもかまいません(安全なものならば)。
私がいつも食べているのは、お取り寄せしている麦と米の合わせ味噌三年寝かせた合わせ味噌です。一年寝かせた味噌と三年寝かせた味噌では、熟成の時間が色の差ではっきり出ます。一年のものの色は薄く味は甘くあっさり、三年のものの色は濃く味は塩っぱく深い。これらを気分によって使い分けたり、ブレンドして使用しています。この天然の味噌は味わい深いくホント美味しい!今ではスーパーで売っている「だし入り」のものを使っていたのですが、比べ物にならないくらい味噌そのものが旨いだしを出してくれます。ただ、少し値は張りますが・・・。

【醤 油】
醤油も味噌と同じ大豆で作る発酵食品です。やはり、一年〜三年寝かせたものが美味しく体に良い。ゆっくり寝かされた醤油はコクのある優しい味わいがあります。味噌と同じく大量生産されている醤油は、短時間に醤油らしきものに作りあげるため、さまざまな添加物や保存料が加えられています。考えただけで恐ろしくなりますね。やはり、安全な有機大豆を使ったものが良いです。私はまだコレと決めたものはありませんが、いろいろ使ってみてお気に入りを探しているところです。

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