【1】きっかけは更年期障害 〈 体にやさしい食事療法 〉 |
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■目からウロコの食事療法
今はテレビをつければなにかしら健康についての話題が放送されています。この食品にはこの効用がある、とか、このドリンクは血液をさらさらにするとか。どれもこれも信憑性があり、すぐにでも始めてみたくなります。でも、ちょっと待って・・・? 毎日、毎日、いろんな食品が紹介されていて、一体どれを食べるのが正解なの?まして食べ合わせを間違えると体に悪かったりして、かえってややこしくなります。それだけ食べていれば必ず健康になれる!という食品などは無くて、結局はバランスが大事だということ。でも、そんなこと初めから分かってますよね。また、振り出しに逆戻り?!
更年期障害を食事で軽くしようと考えたとき、まずこの問題にぶち当たりました。5大栄養素など基本的なことは知ってます。何を食べれば太り、なにを食べれば痩せるかも知っています。そして、それらのを取り混ぜたバランスの良い食事も知っています。実際それを実行しているかどうかは別ですが。私が知っている知識はたぶん今どきのスタンダードだと思う。それが正解と信じてきたし・・・。 頭痛を治すのに効く食事をインターネットで調べていくうち「青魚や肉類は食べない方がよい」という食事法が目に飛び込んできました。なんと斬新な考え方です。それらは良質のたんぱく質といわれるもの。食べ過ぎはよくないものの、食べてはいけないのなんて始めて聞いた。白米は体に良くなくて玄米を主食にするのが理想的だということ。もっと調べていくうちに、これがマクロビオティックという考えに基づいた食事法だということを知りました。 マ・ク・ロ・ビ・オ・テ・ィ・ッ・ク?! はじめて聞くその言葉に、私のアンテナがピクピク。もっと詳しく知りたい!こういうときは専門の本を読むのが一番。そこで、書評で評判のよかったオーガニック・ベース(奥津典子)を読んでみることにしました。 わかりやすくとても丁寧に書かれた本でした。でも内容は驚きの連続。シンプルではあるけれど、いざ実践するとなるとなかなか難しい。ちょっと尻込み・・・。 いけない!いけない!ここでくじけたら、またあの痛みに泣くだけだ(汗)これらを実践すればつらい頭痛から解放される!・・・かな? あとがない私はここで挫折するわけにはいきません。本にもあったように取りあえず簡単なことから始めてみることにしよう。そう、明日から玄米を食べよう。
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